メタンハイドレートは、
日本周辺に大量に存在するといわれている資源として注目されています。
メタンハイドレートとはどのようなものでしょうか?
メタンハイドレートとは氷のように冷たい白い結晶で、
水分子の中にメタンガスが閉じ込められているものです。
火をつけると燃え出すという結晶で、硫黄酸化物や窒素酸化物、
二酸化炭素の排出量が石炭や石油と比べて少なく、
環境に優しい資源として注目されています。
さて、このメタンハイドレートは日本周辺においては、
北海道から沖縄まで分布していると考えられ、
水深500m以上の海底にある地層に存在しているといわれています。
地層中に含まれている植物や動物が分解されるとメタンガスが発生します。
このメタンガスが低温・高圧の環境で水と結合し、
メタンハイドレートが出来上がったと考えられています。
メタンハイドレートが見つかったのは、
既存の天然ガス田の開発のときに発見されました。
つまりメタンハイドレートを見つけようとして見つかったのではなく、
たまたま見つかったという流れです。
陸上で見つかったメタンハイドレートは1967年で、
海洋のメタンハイドレートは1977年に発見されました。
メタンハイドレートは白い塊の結晶なので、それを採取するイメージがあると思いますが、
実際はメタンハイドレートをメタンガスと水に分解してからメタンガスを回収します。
メタンガスを回収することができれば、
それ以降は天然ガスとほぼ同じ生産手順で生産して、
エネルギーとして利用することができます。